そえブログ

最近は学んだことのアウトプット用に利用している記事なので、雑な表記だったり、読みにくい表現かもしれませんがご了承ください。

【GOODモデル】知ってますか?〜コーチングのための問答メソッド〜

本業では7年目になり、ベテランと呼ばれるようになった。

弊社では、3年もやれば中堅、5年超えるとベテラン呼ばわり、10年以上いたらもう仙人か?てくらい社員が若い。

ということで、後輩をメンターとしてみたり、マネジメント系の業務も増えた。
また、そもそも、プライベートや副業では自分の行動をしっかりコントロールし、マネジメントし、モチベーション高く実行していく必要があるので、今回GOODモデルというものを学んでみた。

GOODモデル

以前、このブログでも紹介しているWOOPの法則をご存知でしょうか?
知らない方は見ていただきたいと思いますが、
WOOPの法則は、目標達成のためのフレームワークで、達成率が2〜3倍になると言われています。

soepysoechang-af.hatenablog.jp

一方で、GOODモデルは「コーチング」のフレームワークで、簡単に説明すると、問答をすることによって、

  • 解決方法などを見つけ出す
  • モチベーションを高める

ことをサポートするようなメソッドです。

また、WOOPで見つけられなかったPLANの部分を見つけ出すためのメソッドといっても良いかと思います。

GOODは4つのフローからなりそれぞれの頭文字からGOODという名前がついています。
ここからはそれぞれの内容を説明していきます。


Goal(目標)

GOODの最初はGoal(目標)です。
前出の通り、ここでは以下6つの問答を相手、または自問自答をしていきます。

  1. 今集中したい目標はなんですか?
  2. それを達成するとどんな結果が得られますか?
  3. この目標はなぜ重要なのですか?
  4. この目標は自分のビジョンや価値観と一致していますか?
  5. 希望通りの結果にならなかったらどう感じますか?
  6. 人生をより良くするためにはどんな変化を起こしたいか?

ここで重要なポイントは

  • なぜそのゴールが大事なのかを明確にし理解すること。

  • 自分にとって重要である理由がないとモチベーションを維持することができない。

  • 目標達成することへの意味に重みを持たせる。

とうことで、結局は「なんのためにやっているのか、結果が出なかったら?」と自問自答をしていくことで、曖昧な状態を解消し、「推進力」「モチベーション」を高めることが重要なフェーズです。

ここで重要なのは、「明確」だと思えるまでひたすら、とことん、継続的に実施することです。

Option(選択)

Goalの次はOption(選択)です。ここでも以下の5個の質問をしていきます。

  1. 目標達成のための具体的な方法は?(何から始めるか分かってますか?という意味で)
  2. 過去に似たようなことを達成したことはありますか?
  3. 他の人はどのようにやっていると思いますか?
  4. 目標達成のために、どんな行動を取ることができるか?
  5. この行動をしなかった場合、どのような影響があるか?

ここで重要なポイントは、

  • 100%成功する方法はないのでまず何をやればいいのかを考え出すこと。

  • 考え出してもやらないと意味がないので、やらなかった時にどのような影響があるかを考えること。

です。5個の質問を重ねることで着手すべきことが見えてくるようになります。
また、やらなかった時の影響を考慮することがこのGOODの大きなポイントです。

Obstacle(障害)

Optionの次はObstacle(障害)です。ここでは以下の4個の質問をしていきます。

  1. 目標達成のための邪魔になりそうなものは何か
  2. どのような対外的課題が問題になりそうか
  3. どのような対内的課題が問題になりそうか
  4. 問題発生時に誰が助けてくれますか

要点としては

  • サポーターがいることでその安心感を得ることができ、諦めにくくなる。

  • そのために、心配事、コンプレックス(内的)、人間関係、将来(外的)などのあらゆる障害を考える。

Do(実行)

Obstacleの次はDo(実行)です。ここでも以下の5個の質問をしていきます。

  1. 目標達成のためにどのような戦略を採用しますか?
  2. 具体的にいつどのようなことをしますか?
  3. どのように進展状況を把握しますか?
  4. 最も素早く取れるアクションはなんですか?
  5. そのアクションはどれくらい時間がかかり、いつ達成できますか?

ここでの要点は

  • ざっくり→詳細のように、いきなり細部を検討するのではなく、ざっくり入ります。そこからブレイクダウンするイメージ

  • 戦略を考えたら、具体化していく

  • PDCAでもCheckする術がなかったら改善できない。改善するために、進展状況を測れるものはなんなのかをあらかじめ考えておく必要がある。

  • 時間を検討することで、見積もり、計画を立てることができ、計画が立てば、実行したくなるはず。

まとめ

これらを順に進めていくことで、戦略や、アクションプランが顕在化し、計画が立つことで「やりたくなる」という感情が湧いてくるはずです。

この「やりたくなる」という感情、モチベーションを高めることこそ、まさに「コーチン」に最も重要な要素ではないでしょうか?